屋根のカバー工法とは?費用・メリット・葺き替えとの違いをプロが解説

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【屋根リフォーム】カバー工法とは?
費用相場やメリット・デメリットを徹底解説!

【屋根リフォーム】カバー工法とは?費用相場やメリット・デメリットを徹底解説!

2026/09/11

屋根のリフォーム時期を迎えた際、「カバー工法」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。屋根塗装や葺き替え(ふきかえ)と並んで人気の工法ですが、具体的にどのような工事で、どんなメリットがあるのか分からないというご相談もよくいただきます。結論からお伝えすると、現在の屋根材(コロニアルやスレートなど)を撤去せず、その上から新しい屋根材を被せる「カバー工法」は、工事費用と工期を大幅に抑えつつ屋根の耐久性を高められる非常に優れたリフォーム方法です。

この記事では、カバー工法の仕組みや費用相場、メリット・デメリット、葺き替え工事との違いまで、分かりやすく徹底解説します。屋根リフォームで損をしないための知識として、ぜひ参考にしてください。

目次

    屋根のカバー工法(重ね葺き工法)とは?

    カバー工法(重ね葺き工法)とは、既存の屋根材を剥がさずにそのまま残し、その上に新しい防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材を覆いかぶせるように重ねて施工する工事方法です。主要な屋根リフォームには「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3種類がありますが、カバー工法は屋根の表面だけでなく構造から防水性能を復活させる本格的なリフォームに分類されます。特に、2000年代前後に施工されたスレート屋根(コロニアル・パミールなど)は、経年劣化により塗装によるメンテナンスが難しくなるケースが多く、そうした屋根の改修においてカバー工法が選択肢として選ばれています。

    「費用を抑えて長持ちさせたい」方に最適

    屋根リフォームを検討する際、コストパフォーマンスと耐久性の両立を求めるなら「カバー工法」が最もおすすめです。なぜなら、既存の屋根を撤去・処分する費用がほとんどかからず、屋根が二重構造になることで防水性や断熱性・防音性まで向上するからです。塗装工事では防水性能の回復に限界があり、葺き替え工事では解体費用が高額になりがちです。その点、カバー工法は両者の「良いとこ取り」ができる施工方法と言えます。どのような仕組みで工事が行われるのか、具体的な理由とメリットを詳しく見ていきましょう。

    カバー工法の主なメリット

    葺き替え工事に比べ大幅にコストを削減

    最も大きなメリットは「費用面の安さ」です。既存の屋根を全面撤去・処分する必要がないため、解体工事費や産業廃棄物の処理費用がかかりません。葺き替え工事と比較すると、数十万円単位で費用を節約できます。

    アスベストの飛散リスクがなく費用が安い

    2006年以前に施工されたスレート屋根には、アスベスト(石綿)が含まれている場合があります。アスベスト含有屋根を解体・処分する場合、特別な飛散防止対策や高額な処分費用が必要となります。カバー工法であれば解体を行わないため、危険な飛散リスクを無くし、高額な特別処分費を回避できます。

    断熱性・防音性・防水性が格段に向上する

    屋根材と防水シートが二重構造(二層構造)になるため、室内に届く雨音が静かになり、夏の暑さや冬の寒さを和らげる断熱効果が期待できます。もちろん防水シートも新しくなるため、雨漏りに対する強さも一気に高まります。

    工期が短く、施工中も普段通りの生活ができる

    既存屋根の撤去作業が不要なため、一般的な住宅であれば数日から1週間程度で工事が完了します。また、屋根を全開に剥がす時間がないため、施工期間中に突然の雨が降っても雨漏りするリスクが非常に低く、生活への影響を最小限に抑えられます。

    知っておくべきカバー工法の注意点

    屋根が重くなるため耐震性への配慮が必要

    屋根が二重になるため、建物全体の重量は増えます。そのため、新しく重ねる屋根材には、非常に軽量な「金属屋根材(ガルバリウム鋼板やエスジーエル鋼板)」を使用するのが一般的です。軽量な金属屋根材を使用すれば重量増加を最小限に抑えられ、耐震性への影響をほとんど無視できます。

    下地(野地板)が激しく腐食している場合は施工できない

    カバー工法は、既存の下地(野地板)がしっかりしていることを前提とした工法です。すでに深刻な雨漏りが発生していて下地が腐ってベニヤが波打っているような場合は、固定ビスが効かないためカバー工法は採用できず、葺き替え工事が必要となります。

    瓦屋根など波の大きい屋根材には施工できない

    既存の屋根材が「和瓦」や「洋瓦(モニエル瓦など)」の場合、表面に大きな凹凸(波)があるため、上から平らにシートや屋根材を重ねることができません。カバー工法が適しているのは、スレート屋根や波の少ない金属屋根、アスファルトシングルなどです。

    屋根カバー工法で賢く頑丈な住まいへ

    今回は、屋根リフォームで最もコスパに優れた「カバー工法」について詳しく解説しました。

    ・費用を最大限に抑えつつ、長持ちする屋根にしたい

    ・築15年〜25年以上経過し、塗装では不安がある

    ・アスベスト含有屋根の撤去費用を避けたい

    このようなお悩みをお持ちの方にとって、カバー工法はまさに最適な解決策です。ただし、屋根の下地状態によってはカバー工法が適用できない場合もあります。まずはプロによる正確な「屋根の診断・点検」を受けることが大切です。

    当社では、屋根の現地調査およびお見積もりを無料で承っております。「我が家の屋根はカバー工法ができる?」「概算費用を知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください!

    この記事の著者

    株式会社Plus-A 代表/一級塗装技能士

    この記事の著者情報

    岐阜市の株式会社Plus-Aは、外壁塗装や屋根塗装など、一般住宅塗装工事をメインに行っております。一級塗装技能士の塗装に関する確かな技術・豊富な知識には自信がありますので安心してお任せください。
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